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【児童発達支援/放課後等デイサービス/保育所等訪問支援】

あやぱにハウス

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特性に合わせた「個別セラピー」、一人ひとりの心と体に寄り添う

「児童発達支援」、「放課後等デイサービス」、「保育所等訪問支援」の3つのサービスを提供

あやぱにハウスは、発達に特性のある未就学児対象の「児童発達支援」、小学1年生から中学3年生の「放課後等デイサービス」、スタッフが保育園や学校を訪問して先生方から普段の様子を聞き取ったり、直接介入することもある「保育所等訪問支援」の3つのサービスを提供しています。一か所でこの3つがある施設は、近隣にはあまりないんですよ。

 

そして「個別セラピー」があやぱにハウスの大きな特色です。専門的にお子さんをアセスメントする事前準備には特に力を入れています。保護者に生活のことを質問する「感覚プロファイル検査」と、オリジナルの「あやぱに問診票」を基に、応用行動分析(ABA)理論に基づいてスタッフ全員で話し合い、意見を統一した上で支援にあたっていますね。

 

なぜ「個別」かというと、通常は10人くらいの集団を支援することが多いのですが、最初、どうしてもそこに入っていけないお子さんや、なじめない子も多いんです。児童福祉法で18歳まではサービスを受けられますが、中高生や小学高学年になると、小さい子たちと一緒は抵抗があるでしょうし、課題も違います。

また、医療的ケアが必要だと、集団ではフォローが難しい。そういったニーズに応えることができるもの、個別ケアの特徴です。集団の放課後等デイサービスを利用されている方の中でも、もっと何かできないかと個別でのアプローチを模索しておられる保護者の方も多く、普段は送迎のある集団の放課後等デイサービスを利用して、保護者の方のお休みの日に私たちの施設に通われるという方も多くなってきています。

支援を必要とされるお子さんに、その日1時間という枠の中で、何らかの結果を出していただくために、きめ細かく配慮した個別セラピーを展開しています。

子どもも保護者も笑顔になれる、あやぱにの支援プログラム

あやぱには2021年12月からプレスタートをしました。実はスタート時、個別ケアで本当に結果が出せるのか半信半疑でした。でも今は、手応えを感じています。

多動性障害で、動き回ったり、同じ動作を繰り返したりだった子が、少しずつじっとしていられるようになり、ついには最初から座って挨拶できるようになるなど、大きな変化を目の当たりにすることが多くなりました。できることが増えたら、うちでは「1秒ルール」ですぐ褒めます。ここに来る子どもたちは、よそで「あれしちゃダメ、これしなきゃダメ」と、ダメダメを連続で言われやすい。あやぱにで「これができるって、すごいね」と声をかけると表情が輝きますし、次回来た時、さらにできることを見せてくれたりします。もちろん、悪いことをした時も「1秒ルール」で伝えます。良い悪いをすぐに伝えることが大事ですし、子どもたちはそれで確実に変わってきますし、自己肯定感を育みたいと考えています。

保護者の方も一緒になって模索していくスタイル。

保護者の方も半信半疑だったり、悩んで内に籠ってしまう方も少なくありません。でもお子さんが何かに集中していたり、成長を感じられるようになると、ものすごく喜ばれて、お家での変化や気になっていることなど深いお話しができるようになっていくので、お子さんだけでなく、保護者の方も心を開いてくださる変化は感慨深い気持ちになります。私たちも保護者の方も一緒になって模索していくので、共に課題に向き合い、成長を感じられたときには一緒に喜ぶといったスタイルです。

今では「ここで過ごすようになり、息子はすごく変わった。家でお手伝いをしてくれたり、大人になった」と話してくれたり、「初日は部屋に入ることもできなかった子が、あやぱにだよ、というと嫌がることなく通えているんです」などというお声も増えてきて、私たちもやりがいにつながっています。

また、スタッフに看護師がいるため医療ケアが必要なお子さんも受け入れることができることもあやぱにの特徴です。気管切開・呼吸器(酸素吸入)、経管栄養(胃ろう・腸ろう)などの医療的ケアが必要なお子様を安心してお預けしていただけます。

 

他にもあやぱにで地域の人向けにカレーを提供する「地域の食堂」のイベントの前日準備ではカレー用の野菜を切るのを手伝ってくれて、当日も参加して、ずっと私たちや食べに来てくれた人たちを見ていたんです。そこでお料理やお店に興味を持っているのかなと思い、声をかけてみたら「お料理やりたい」と言ってくれたのです。今では、「将来はカフェをやりたい」という夢を持つようになりました。その子がいつか、地域の高齢者などに手料理を振舞う場として、ここを使ってくれたらいいなあと、密かに計画中です。夢とまではいかなくても、「好き」を見つけてくれたことにスタッフ一同感動しました。

専門職が心を込めてサポート、まずは体験相談会へ

私は作業療法士として、大きな病院の回復期リハビリテーション病棟に勤務していましたが、私の兄に少し発達障害があり、兄の子どもが自閉症で、家族の中では発達障害が話題になることが多く、何か役に立ちたいと発達障害や支援制度について勉強していたので、ちょうどいいタイミングだったと思います。

 

うちのスタッフにはもう一人作業療法士と、発達障害児をケアした経験のある保育士、子どものリハビリで経験を積んだベテランの言語聴覚士、児童指導員と、子どもが大好きな専門職がそろっています。コミュニケーションの良い職場なので意思疎通もスムーズで、施設内はアットホームな雰囲気です。

 

スタッフはアンガーマネジメント研修など、必要と思われる研修を積極的に受講し支援に生かしています。ASD(自閉症スペクトラム障害)の人を対象とした「TEACCHプログラム」やソーシャルスキル・トレーニング(SST)なども活用しています。

 

そのお子さんの特性に合った運動や感覚遊び、学習、言語、コミュニケーションのプログラムを実施し、生活や社会のスキルを自然に育みます。個別以外に3、4名の小集団ワークも行い、子どもたちはクリエイティブな活動や自然と触れ合うなどの経験を増やすことで、集団での適応力や表現力が身に付きます。

まずは体験相談会に来ていただきたいですね。療育手帳がないグレーゾーンでも問題ありません。お子さんが1時間、伸び伸び過ごせる“習い事”の感覚で利用していただければ。親子で楽しめるイベントも随時開催します。いつでもお問合せくださいね。